広告クリエイティブ制作に悩む世界へボカン、中庸を取り入れた社内研修の手応えとは?
世界へボカン株式会社
世界へボカン株式会社は、越境EC・海外BtoBマーケティングに特化したプロフェッショナル集団です。Google・Shopify公式認定パートナー。海外市場調査、戦略立案、Shopifyサイト改善、英語リスティング広告、英語SEOなど越境ECに必要な施策をトータルでご提供。
| 業界 | コンサルティング |
|---|---|
| 従業員数 | 非公開 |
- クリエイティブの作り方がメンバーごとに異なり、共通のフレームワークがない
- 訴求軸やペルソナは整理できても、クリエイティブへの落とし込みが属人的
- 「良い・悪い」の判断基準となる共通言語が社内に存在しない
- 広告クリエイティブ制作の社内研修を実施
- 「誰に・何を・どんなストーリーで伝えるか」を体系化したフレームワークの導入
- 研修1ヶ月後にクリエイティブを再作成しPDCAを回すフォローアップ設計
- 広告クリエイティブ制作のフレームワークが社内に浸透
- 社外のお客様とも建設的なフィードバックを交わせるように
- SEOコンテンツや動画など、他領域への共通言語としての展開が始動
「クリエイティブに関しては、各メンバーが独自のメソッドに頼っていて、共通の言語がありませんでした」。代表 徳田氏のその言葉が、この研修の出発点だった
「共通言語が存在しない」というクリエイティブ制作の壁
はじめに、「世界へボカン」の事業について教えてください。
私たちは「日本の魅力を世界へ届ける」というミッションのもと、日本・アメリカ・中国・オーストラリア・シンガポール・マレーシアなど多国籍のメンバーとともに、日本企業の海外進出領域でウェブマーケティングの支援を17年ほどさせていただいております。リサーチからグロースハック、コンテンツ作成、広告運用まで、ワンストップでサービスを提供しています。単に海外進出のお手伝いをするだけでなく、お客様の課題を本質的に解決することを目指しています。
今回、広告研修を依頼された背景を教えてください。
私たちの広告運用チームは、広告配信や設定、PDCAサイクルの運用で高い評価をいただいていました。しかし、クリエイティブに関しては、各メンバーが独自のメソッドに頼っていて、共通の言語がありませんでした。特にMetaやInstagramの広告ではCTRが非常に重要なんですが、この領域にさらなる成長の可能性を感じていたんです。
属人化していたリサーチから制作までの流れ
研修以前、同社では案件管理シートに格納されたプロジェクト概要やリサーチ内容、アウトプット資料をもとに各メンバーが制作の判断を行っていた。
今まで、リサーチから制作の流れはどのように進められていたのでしょうか?
案件管理シートで、横断的にプロジェクトの概要やリサーチの内容、アウトプットの資料が格納されているシートがありまして、そこを見て判断していました。ただそのやり方だと、最終的なアウトプットのスライド・ペルソナ・訴求軸などの大きいところでは理解できるものの、広告クリエイティブや、複数のペルソナに対してどう訴求するかというところがいまいち落とし込めていなかったです。1つの訴求に対して伝え方もたくさんあると思うんですが、そういったところも具体化できていませんでした。
中庸さんの研修では一度きりの座学では終わらず、「研修の1ヶ月後にもう1回クリエイティブを作ってPDCAを回しましょう」みたいな話をしてくれて、さらに一歩踏み込んでくれたのがすごく良かったですね。
フレームワークの獲得 —— 社外の方とも建設的なフィードバックを出し合えるように
研修には徳田さんにもご参加いただきましたが、良かった点や改善点があれば教えてください。
最大の成果は、クリエイティブを考えるフレームワークを手に入れたことです。「誰に何を伝えたいのか」「どのようなストーリーで伝えるのか」を体系的に考えられるようになりました。
クリエイティブを納品したお客様から「良い、悪い」とフィードバックを受けることもあったんですが、そういったご要望をいただいた時に「こういう考え方の元に作ったんですけど、どの部分にずれがありますかね」と確認するのにも使っています。社内の共通言語にするだけでなく、社外のお客様とのコミュニケーションの手段としても、フレームワークを使っていけたらと思っています。
メンバーからの評判はいかがでしたか?
すごく良かったと言っていました。僕らは海外向けのマーケティングをメインにしているので、他の日本語向けの会社さんとバッティングすることがないんです。有識者の方を呼んでマーケティングの勉強をさせていただけるという点では「良い講師を呼んでくださってありがとう」という反応でした。「またクリエイティブのテストをして、成果を見たいね」という会話もあって、やらされている感じではなく、自分たちがやりたいから試してみたいと思ってくれている印象です。
今後の展開 —— 広告にとどまらない「共通言語」へ
今後、研修の内容をどのように活かしていきたいですか?
フレームワーク自体は、広告クリエイティブを作る時のフレームワークとしても使えますが、YouTubeなどいろんなクリエイティブを作る上での基本的な考え方になると思っています。SEOコンテンツや動画のクリエイティブなど、様々なところで共通言語として使っていきたいですね。
